風力発電
1冊の本に出会ったのが、きっかけだった。
2011年の暮れから、2012年春まで、風力発電機の制作に取り掛かった。
まずは、材料をインターネットで集めて、部品を作る。
16個の磁石ガイドをシナベニアで作る。
コイルガイドにコイルを取り付ける。
磁石をつけた、鋼板を発電機のフレームに取り付ける。
この鋼板は風を受けた羽と共に、回転する。
このコイルは固定されており、回転しない。
12個のコイルを3相回路で接続する。
治具を使って、ゆっくりと、2枚目の磁石のついた鋼板を下ろす。
磁石と磁石の間にコイルが入っている。
この間隔をエアギャップといい、1号機は9mmになった。
電気はフレミング左手の法則により発生する。
これはコイルが磁界を運動すると電気が発生するという、物理法則。
キャスターを利用した回転台座を取り付ける。
発電機をアルミなべに収納。
5mmのアルミのアングル材を利用して、羽の台座用アングルを作成する。
羽の台座用アングルを5組10個作成、ナンバーを振る。
羽の台座にアングルを取り付ける。
5枚羽根です。
塩ビ管から羽根を作ります。
紙で型を作って、ジグゾーで切り出しました。
塩ビ管は紫外線で劣化するので、塗装しました。
ノーズトップは赤。
仮付した、発電機。
風力発電機の尾翼、アルミなべのフタに取り付ける。
低回転から発電が開始できるように、3相倍電圧整流回路を作る。
コンデンサー6個とダイオード12個の回路
入力は発電機のコイルから、出力はプラス、マイナスでバッテリーに行く。
ハンダ付けも面白い。
仮組みを繰り返し、完成。
あとは、春になったら、現場に設置します。