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天真らんまんな、自給自足

ニセコで自給自足の生活

とうもろこし 未来に向けて持続可能な生き方を模索する。
大量消費でない、少量消費、道具だったら直せて使い続ける事ができるものを使う。
生きる為には、食べ物が必要
自然農の畑で野菜を作っています。
自然界に害を与えず、自然と調和した農法です。
具体的には次の3つがポイント
1.肥料を与えない。有機肥料も不要です。補う時は上から振りまく。上に上に重ねていく。
2.農薬を撒かない。虫も雑草もあっていい。毒をまいて大地を汚すことは不要です。
3.耕さない。土壌にある生態系を壊さない。

少量多種で種はほぼ固定種を使用、種は自家採取してます。
2010年の品目は、水菜、黒豆、大豆、花豆、とら豆、いんげん、ポップコーン、とうもろこし、そば、えごま、ほうれん草、タァツァイ、小松菜、チンゲン菜、だいこん、じゃがいも、にんじん、とうがらし、かぼちゃ、二十日大根です。
山菜はうど、あさつきを移植。

プチトマト 畑を広げてます。
食料の自給率を高くする為の準備。
開墾に精を出す。
開墾鍬でざくざくっとやってる。
地中は竹の根が縦横無尽に伸びていましたが、始めの頃のようにクワが弾かれることは少なくなりました。
竹の勢力は弱まって来てます。
少量多種で種は在来固定種を使用してます。
2010年は種の自己採取を目指します。
種の自給自足。
2010年の品目は、水菜、黒豆、大豆、花豆、とら豆、いんげん、ポップコーン、とうもろこし、そば、アマランサス、らい麦、えごま、ほうれん草、タァツァイ、小松菜、チンゲン菜、だいこん、じゃがいも、にんじん、とうがらし、かぼちゃ、二十日大根です。

6月7日
表土を少し削って丁寧に土をならす。
種をまき、土を上に振るってかぶし、軽く押さえる。
水を十分に上げる。
最後に雑草を上にパラパラかける。
自然農の方法です。
畑・自然農

6月22日
芽が出て来ました。
畑・芽吹き

畑・芽吹き

6月28日
そばが順調に育っています。
早くも間引き菜を収穫。
畑・そば

8月25日
畑の野菜たちは、雑草と共に元気に育っています。
かぼちゃが縦横に伸びて来ました。
畑・かぼちゃ

立派な花豆の鞘です。
肥料を与えなくても、豆類はよく育つ。
逆にほうれん草は、土壌が合わず、すぐに塔立ちしてしまった。
畑・花豆

ミニトマトもいい感じに連なってます。
畑・ミニトマト

10月19日
今年は暖かい日が続いています。
普段の十月中旬ではありえない、畑の光景です。
ひょうたんが大きくなりました。
畑

なすも固定種の種から成りました。
種取りして、来年に繋ぎます。
畑

10月21日
アボガドも種から芽が出て、ここまで育ちました。
畑

10月24日
トラ豆もこんなに成って、収穫時期です。
畑

こちらも、固定種の種から育てたミニトマト。
たくさん、種取り出来ました。
しかし、この時期でまだ収穫ができるなんてうれしい。
畑

これは、小松菜です。今頃、元気です。
炒め物に使える菜っ葉。収穫できてうれしい。
種取りは遅すぎて、むずかしそう。
畑

移植した、あさつきも芽が出て来ました。
暖かくて、春と勘違いしたのでしょうか。
畑

種もたくさん採れました。
ここで採った種で来年も自然農の畑を続けます。
大豆は乾燥した後、鞘を割って中の大豆を取りだします。
エゴマはしそとそっくり。穂の中に3・4粒入っていて、叩いて出して採取しました。
この時期なのに、かぼちゃとトマトが勢いを増して、奇跡的に勢力を伸ばしています。
結実するかは謎です。
ここの野菜たちは、種を撒くときに、種を口に含んで唾液で湿らしてから撒きました。
目的は育つ野菜とテレパシーによるコミュニケーションを取ることです。
10月27日
はーい、終了でーす。
雪ががっつり、降り積りました。
雪畑

うーん、トマト、かぼちゃ、なす、豆たち、寒かろうに。
雪畑

もちろん、どんな欲求も、固執すると不幸が始まる。
世は常に無常で、変わり続けている。
変わりゆく、現在の状況を冷静に判断して、自給自足を目指したい。

春は山菜の季節、タラの芽、ウド、フキ、こごみ、笹の子、おおうばゆり、イラクサ、ヨモギ、エゾエンゴサク、やちぶき、が採れる。 特にこごみ、笹の子、おおうばゆりは探さなくてもたくさんあるので、採取は簡単。
しかし、採りすぎて食べきれないときは保存する。 その保存のために加工処理が必要で結構な作業量、まぁ楽しいです。 保存はこごみは乾燥と塩漬け。ふき、笹の子、タラの芽も加工して塩漬け。
秋はきのこの季節、ラクヨウ、ヤナギダケ、ボリボリが採れる。

調理風景 料理の基本はオープンキッチンで、
焚き火で調理。
玄米、菜食が基本です。
玄米菜食


次は「住」
2006年に、小屋を作りました。

家基礎 基礎は40cmくらい掘って、じゃりを埋めて、上から叩いて、おしまい。
そこに、単管ベースを入れて埋めた。


テント芝居で培った、単管ワーク。
一人でも組める自信があったので、単管をフレームにして作った。
単管フレーム 試行錯誤のオリジナル工法。
屋根張りの時は友人が来てくれて助かった。
屋根はコンパネ張って、防水シートを張り、トタンを張って完成。
屋根構造
側面も外側は同様。
家コンパネ
内側には断熱にスタイルフォームを使って、蓄熱に石膏ボードを付けた。
小屋完成 外側のトタンを張る頃には、雪が降り始めた。
雪の中の建築作業はしんどい。
その上、テント暮らしで寒かった。

窓は拾ったり、もらったりした中古ものを付けた。
ドアは作った、機密性を考えて、少しきつめに調整した。
激寒の冬に備えて、部屋の断熱と気密性は高くした。
内装 おかげで、薪ストーブ1つで、十分暖まる。
2007年、 内装の仕上げは漆喰、
ホームセンターで石灰を買って、麻紐をハサミで切って作った麻すさを混ぜ、
水で溶いて壁に塗った。

太陽パネル 太陽光パネルを付けて、独立型太陽光発電システムを構築。
はじめて電球が付いた時には「おー」と感激。
文明開化を肌で感じた。
しかし、野生の感が鈍る。
電気を使わない日も意識的に作らなくては。

木を炭化 トイレを作った。
以前は、その辺に穴掘って用を足してた。
2本の柱は根元を燃やして炭化させて防水、防腐処理を施す。

トイレ作り 残りの2本の柱は、そこに立っている木を利用した。
材木が足りず、その辺の枝やら木やらを使って屋根を付けた。
友達の助けがあり、組み立ては1日で終わった。

2009年の冬の大雪でつぶれ、ドラム缶にたまった、糞尿はEM菌ともよくまざり、肥料へ変身。
穴を掘って、流し、おがくず、米ぬか、灰をトッピングして、土でをかけて、肥料として、最後の発酵に入った。

石釜を作りました。
石釜 おいしい、ピザが焼けました。
天然酵母のパンも焼きたいな。

風呂が欲しくなって、
ドラム缶風呂を作った。
1回焚くのに、時間は3時間〜5時間くらいかかる。
でも、2008年はよく焚いてもらった、おかげで50回以上は入った。

まだまだ、発展途上です。
だからこそ、面白い。
できるだけ、自然にローインパクトに生活したい。
知恵と人手が必要な所以です。

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