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ヨギの肉体浄化法

一般的には次の6つです。
1.ネーティ
2.ナウリ
3.ダウティ
4.バスティ
5.カパルパティ
6.トラータカ
いくつか、説明します。
はじめは、熟練した人に指導してもらうことが望ましいです。

1.鼻の浄化 ネーティ
体温くらいの温かい水に少し塩を入れる。
鼻洗浄器を使って、一方の鼻孔から塩水を注入する。このとき、他方の鼻孔は親指で閉じておく。
頭を持ち上げ、水がのどに落ちて口から出せるようにする。
不快感があるので、決して急激に吸い込んだりしないこと。頭を上げたまま、自然に塩水が口に流れるようにし、それから吐きだす。
この時、少量の塩水が鼻道に残るが、これは強く息をふきだすことによりなくすことができる。
風の予防や嗅神経を健康に保つ。目や鼻の血管が刺激され、目を強化する。
呼吸が楽になるので、この浄化法の後に呼吸法をするのが望ましい。


2.ナウリ
初めて、僕が実習したのは、15年程前です。
まずは、ウディーヤーナ・バンダから、始めます。
ウディーヤーナ・バンダを徹底的に実習することによって、腹の両側に二つの腹直筋があらわれる事が実感できる。
次に、アグニ・クリアという、ウディーヤーナ・バンダをした状態で、お腹を出したり、引っ込めたりを素早く繰り返す行を実習します。
その後に、ナウリの実習をします。
ナウリの習得は個人差がかなりあって、すぐに出来る人もいれば、なかなか、できない人もいます。
お腹のやわらかい、ベジタリアンの人の方が、習得が早いです。
逆に、肉食でお腹が硬い人は、難しいみたい。

実習時は、お腹に何も入っていない状態、つまり、うんちをした後で、食事前に行なうようにします。
姿勢は立ち姿勢で、手をふとももについて、前傾姿勢で行う。

ナウリの実習は、次の三つの段階に沿って行います。

1.中央のナウリ―腹直筋を立てる。
2.左右のナウリ―腹直筋を腹の左右のどちらかに引き寄せる。
3.回転させるナウリ―腹直筋を回転させる。

1.中央のナウリ
@まずウディーヤーナ・バンダを行い、お腹の両側に現れれる、腹直筋の存在を確かめる。
A手を太モモに強く押しつけながら、恥骨のすぐ上の腹部へ意識を集中して、その部分の前と下に向かって「ふっ」と圧力を加える。
Bその結果、現れた二つの腹直筋を収縮させて一つにする。
Cその動きは腹の上部に伝わっていき、肋骨に至るまでの腹の中央に、一つになった腹直筋だけが山形に盛り上がり、他の腹筋はゆるんでいる。
この状態が、「中央のナウリ」である。
Dこの「中央のナウリ」ができたら、ジャーランダラ・バンダを行なったままで、これを五〜十秒間保つ。
次に、腹直筋をゆるめてウディーヤーナ・バンダへ戻り、これを五〜十秒間保つ。
この間息は出し切ったままでクンバカ(保息)している。
苦しくなったら、ウディーヤーナ・バンダを解いて、ジャーランダラ・バンダを解いてから、息を吸う。
五回くり返す。

2.左右のナウリ
今度は、中央に盛り上げた、腹直筋を意識的にお腹の左右のどちらか一方に寄せる練習をします。
@まず「中央のナウリ」を行なった後、ジャーランダラ・バンダ、を行なって中央のナウリを立てる。
A「中央のナウリ」を腹の右の方へゆっくりと意識的に引き寄せる。
この引き寄せる肉体感覚は、始めのうちはつかみにくいが、上体を少し左へ傾け、腰を右へ少し動かすことによって、
右腹の力が抜けて、それを右に移動させる感覚が次第につかめるようになる。
腹直筋を右に十分に寄せた時に、それは恥骨のすぐ上のところから、右の肋骨の下にかけて移動する。
この右のナウリを三〜五秒間保つ。
B右に引き寄せた腹直筋を、ゆっくりと左へ同じ要領で移動させる。
この時、まず「中央のナウリ」にかえり、そのナウリを左へゆっくりと引き寄せる。
左へ十分引き寄せたら、三〜五秒間これを保つ。
最後に「中央のナウリ」にかえり、ウディーヤーナ・バンダを行なってこれを少し保ち、そのやり方に従ってもとにかえる。
左右の腹直筋の分立が意識的にできるようになれば、次に述べるようにそれを右から左へ、左から右へと、恥骨の上部を軸に回転波動させることができるようになる。

●注意と要点
始めのうちは、右か左のどちらか感覚をつかみ易い方を選んで行なう。そしてまず、その感覚をかためること。それによってもう一方の感覚も次第に得ることができる。
一方に引き寄せた腹直筋以外の筋肉は、できるだけゆるめるようにしておくことで、それをより確かなものとすることができる。

3.回転させるナウリ
左右に腹直筋を意識的にコントロールすることができるようになれば、今度はそれを「中央のナウリ」から恥骨を軸に、
右から左へ、左から右へと連続して回転波動させる実習を行なう。
@「中央のナウリ」を行い、それを右に波動させる。ついでその腹直筋を、十分にくぼんだ腹壁にそってゆっくりと左へ移動させる。
それを「中央のナウリ」にもどす。これを一回転とする。例えていえば、一点において立てた棒を、上で円を描くようにして回転させる感じである。
そうすることによって、あたかも波が伝わっていくような形で、その筋肉のうねりが、右から左へ、左から右へと流れ移っていく。
Aこの腹直筋の回転運動を、息を出し切った保息の間に、右から左へ三〜四回、左から右へ三〜四回連続して行なう。
熟練するにつれて、この回転運動のスピードを次第に早くして、左右交互にそれぞれ十〜二十回ぐらいにまでもってくる。
B左右交互の腹直筋の回転を行なった後には、必ず最後に「中央のナウリ」にもどり、ついでウディーヤーナ・バンダを行い、これを数秒間保つ。
Cそれからそのやり方に従ってもとにもどる。十分に休んでから、その人の能力に応じて、一息の保息で行なう回転運動を一ラウンドとして、これを十〜二十ラウンド行なう。

●注意と要点
腹部に苦痛が生じたら、すぐ中止することです。
心臓病、高血圧症、腸結核、慢性結膜炎、盲腸炎の人は行なってはなりません。未成年者や五十歳以上の人は十分の注意が肝心です。

☆効果
ウディーヤーナ・バンダの効果をさらに高めると共に、それを完成させる条件をもたらします。
腹直筋を意識的にコントロールできるようになることによって、腹部の感覚を活性化させます。
そこで得られた感覚は、心身の潜在的素質への気づきを生みます。
調気法をより完全なものにしていくための基盤を作ります。
胃腸の働きが活発になり、排便を即座に促します。


3.ダウティ
ダウティを始めて実習したのは、8年くらい前。
朝の空腹時に、行った。途中、違和感もあったけど、布をゆっくり飲んで、ナウリをして、ゆくっリ、吐いた。

食後5時間以上たってから行なう。

幅七センチ、長さ五メートルほどの柔らかい布を用意する。
ガーゼのような、非常に薄くて柔らかい布がよい。

そのうち3.5メートルほどを、少しずつ飲み込む。

最初はまず飲み込めないだろう。異物を吐きだそうとする拒絶反応が生じるためである。初日は少ししか飲み込めなくてもよい。
毎日、3.5メートルを目指して徐々に飲み込む長さを伸ばしていくことそのものが、この身体浄化法の効果をもたらす。

布は飲みやすいように、ぬるま湯に浸すとよい。一番最初は、飲みやすいように、砂糖水や、砂糖入りのミルクに浸してもよい。

布を飲んでいる最中に、どうしても詰まって飲み込めなくなったら、コップ一杯の水やぬるま湯を飲み込めばよい。

また、布を引き出している最中に、喉などに引っかかって動かなくなった場合、あわてずに、コップ一杯の水やぬるま湯を飲み、喉に指を差し込めば、水と一緒に布が吐き出される。

3.5メートル布を飲み込むことに成功したら、ムドラーの章で後述するナウリを行なう。ナウリができない場合は、お腹を動かすだけでもよい。そしてゆっくりと引きだす。

引き出した布は、洗ってよくぬめりを取った後、煮沸消毒する。

初心者は、ダウティを行なった後は、食事をとった方がよい。
ヨーガにある程度熟練している者は、特に食事をとらなくてもよい。

☆ダウティの効果
@各種のアレルギー性疾患を癒す。
A風邪、咳、ぜんそく、脾臓の病、胃の病、肝臓の病、肺の病、胆のうの病、喉の病など、粘液(カパ)の分泌過剰からくる多くの病を癒す。
B胸部を浄化する。
C無病・強健となり、身体が軽快になる


4.バスティ Basti (腸の下部の浄化法)
これは、実習経験がない。肛門にチューブを差し込むのが嫌だ。この心理的な関門を超えて、先に進めるなら、どうぞ。

バスティの浄化のプロセスとは、結腸に水が吸い込まれていくように、腸の中に真空状態を作ることによって行われます。
この腸内の真空状態は、腹筋の中央 の操作によるナウリ・クリヤーによって作り出されます。
水の入った容器の中に座ってナウリの練習をすると水が大腸の中に吸い込まれていくような真空状態が 作り出されます。
肛門の括約筋(肛門を取り囲み、閉じている筋肉)をゆるめたままの状態にして、直腸の中に直腸の中に4インチくらいの長さの小さなチュー ブを差し込みます。
水が吸い込まれたらすぐにそのチューブを取り出さなくてはならず、そしてその後数回ほど腹部のかくはん運動(ナウリ)をしてから、入っ ている水を大腸から排出します。
この練習には腹筋を強化する効果があり、泌尿器と消化器の不調と慢性の便秘を治すことが出来ます。
バスティ浄化法は一週間 に1回、または1月に2回くらいの割合で練習すると良いでしょう。
古典的なバスティのかわりに浣腸をする方法を用いてもかまいませんが、しかしあまり頻繁 に行わないようにしてください。
(最高でも月に1〜2回まで)。
すべてのクリヤーはあなたが断食をしたいときにはとくに重要になります。
クリヤーは解毒の プロセスを非常に高めてくれる効果があります。
クリヤーを一緒に行う断食は、身体の毒素が原因になっている多くの病気の、自然治癒療法になります。

空中浮遊するには、必須な実習項目になります。
空中浮遊の秘訣は、口から呼吸して、肛門から空気を吐くことです。
5.カパルパティ
両鼻から激しく、息を吐きます。吸うときは自然に入ってくるのに任せます。
はじめは30回くらい、繰り返します、最終的には100回くらいまで、繰り返します。
息を深く吐いて、息を吸います。
息を吸ったら、息を止めます。
可能な限り快適な範囲で止め続けます。
この時、息を下に降ろして、横隔膜を押し下げます。
そして、意識を眉間に集中させます。
息をゆっくりと吐きます。
3回〜10回、繰り返します。
この呼吸法は肺を浄化し、粘液素を除去する。また、身体を健康にし、活力が湧いてきます。

6.精神集中力を養う トラータカ
ランプの炎を身体から1m位置して置く。目と炎の高さを水平にする。
ゆったりと座る。1分間、まばたきせず、炎をじっと見つめてから、目を閉じ目の筋肉を休め1分間、眉間の炎を思い描く。
5〜6回続ける。慣れてきたら3分間まで凝視時間を増やし、同じ時間目を閉じる。
炎は芯の上の一番明るい3角形に意識を集中させる。網膜に炎の残像が残る。
これを眉間に固定しこの光の玉を見つめる。

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